ブダペスト、恐怖の館(House of Terror)の紹介

ハンガリーの歴史を知ることができます。各国の戦争博物館を訪れてきた私ですが、ここは本当に心に刺さるほどつらいものでした。館内は写真撮影禁止のため入り口のみの写真となります。

*受付・Reception*

1HUF≒0.44JPY(2017.9のレート)

1.恐怖の館(House of Terror)について

●入場料:2,000HUF(約880円)

●開館時間:10am-6pm(入館は5:30pmまで)

●休館日:月曜日、ハンガリーの祝日 ただし8/20、12/31はOPEN ※詳しくはこちら

●所要時間:2時間

●アドレス:1062 Budapest, Andrássy út 60

●アクセス:Vörösmarty utca駅(地下鉄M1)から徒歩2分 または Oktogon駅(トラム4・6番)から徒歩4分

マネパカード
ペスト地区の中心に位置している『恐怖の館』はかつて「忠誠の館・House of Loyalty」と言われており、ハンガリーのナチス党本部だった。1945年~1956年にかけて、当時の共産主義テロ組織であるAVO(秘密警察)とその後継者であるAVH(国家保安局)がここに住んでいた。この博物館は恐怖の犠牲者を慰霊しているが、それはまた、私たちにテロリスト独裁の荒々しい行為を思い出させるものでもある。

*受付の横に立っているPrice List*

 

*建物中央に吹き抜けになっている部分、多くの犠牲者の写真と戦車* ここまでが写真撮影OK

 

2.館内の様子

上の写真の戦車横にあるエレベーターで4階まで上がり、各部屋に展示されている恐怖の様子を見学します。最初の展示室は、西からのナチス・ドイツ軍、東からのソ連軍の攻撃・侵略の当時の生々しく悲惨な映像が流れている。各展示室には本当に細かく、またクオリティの高い展示の仕方で訪れる人たちをある意味惹きつけます。各展示場所では詳細がA4サイズの用紙にハンガリー語と英語で書かれています。

*英語で書かれた各展示の説明文*

全部で15枚ほどになります。展示物を見ながら説明文を読み、じっくり見学をすると2時間は必要になります。

当時の様子を知る人たちのインタビューもスクリーンに流れています。涙ながらに話している映像から、どれだけ恐怖で悲惨だったのかを知ることが出来きます。




展示室は、ハンガリーが攻撃されてからの様子を時系列で紹介しています。戦後のドイツやソ連との関わりも紹介しており、現在に至るまでの経緯が分かります。

3.展示の一部となっている建物

*建物の壁に貼られた犠牲者の写真*

 

建物屋上にもTERRORの文字

 

ハンガリーの歴史を勉強してから見学すると更に内容が心に入ってきます。英語の説明では難しい部分・表現が多いので。

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